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MCP サーバーの設定方法:インストール・構成・動作確認

2026年10月15日MCP.so TeamMCP.so Team

Claude Code、Cursor、VS Code、Claude Desktop で MCP サーバーを設定する方法。サーバーの探し方、信頼性の確認、インストール、API キーの安全な追加、動作確認までを解説します。

MCP サーバーを設定するには、まず接続したいツール向けのサーバーを見つけ、信頼できる提供元のものかを確認します。次に AI クライアントに追加します。リモートサーバーなら URL、ローカルサーバーなら npx -y package や uvx package のような起動コマンドです。API キーは環境変数か OAuth で渡し、クライアントを再起動または再読み込みして、サーバーのツールが表示されることを確認します。

このガイドは既存のサーバーを使うためのものです。自分で作りたい場合は MCP サーバーの作り方を参照してください。手順はどのクライアントでも同じで、変わるのは設定を書く場所だけです。

ステップ 1:適切なサーバーを探す

MCP サーバーディレクトリで検索するか、カテゴリから探します。各掲載ページには、インストールコマンド、トランスポート、必要な環境変数が載っています。人気のサービスなら、まずベンダーの公式サーバーを探しましょう。GitHub、Notion、Sentry をはじめ、多くのベンダーが自社のサーバーを公開しています。

次に、どちらの種類が必要かを決めます。

リモートサーバーローカルサーバー
追加するものURL(例:https://mcp.example.com/mcp)コマンド(例:npx -y some-mcp-server)
実行場所提供元のインフラ自分のマシン
サインイン通常はブラウザでの OAuth通常は env に入れた API キー
事前インストール不要Node.js(npx)、uv(uvx)または Docker
向いている用途SaaS ツール(GitHub、Notion、Linear)ファイル、ローカルアプリ、社内ネットワーク上のデータベース

どちらかわからない場合は、リモート MCP サーバーガイドで違いを詳しく説明しています。

ステップ 2:信頼できるか確認する

MCP サーバーはあなたの認証情報で動作し、ローカルサーバーはあなたのユーザー権限で動きます。何かをインストールする前に、2 分だけ確認しましょう。

  • 誰が公開しているか? ベンダーの公式サーバー、または公開リポジトリを持つよく知られたメンテナーのものを選びます。
  • メンテナンスされているか? 最近のコミットがあるか、Issue に返信があるか、README にすべてのツールが載っているかを見ます。
  • 何ができるか? ツール一覧を読みます。「Jira チケットを読む」サーバーなのにプロジェクトの削除までできるなら、読み取り専用トークンを渡すべきです。
  • 最小権限の認証情報。 スコープを最小限にした専用トークンを作ります。GitHub なら、特定のリポジトリに限定した fine-grained PAT です。
  • バージョンを固定する。 共有設定ではローカルサーバーのバージョンを npx -y package@1.4.2 のように固定し、悪意のある更新が自動で実行されないようにします。

チェックリストの全体は MCP セキュリティのベストプラクティスにあります。費用については MCP サーバーは無料かを参照してください。

ステップ 3:前提ソフトウェアをインストールする

リモートサーバーには何も必要ありません。ローカルサーバーには、起動コマンドが使うランタイムが必要です。

  • npx ... には Node.js が必要です。node -v で確認します。
  • uvx ... には uv が必要です。uvx --version で確認します。
  • docker run ... には Docker が起動している必要があります。Docker MCP Gateway でコンテナを一元管理することもできます。

クライアントは最小限の PATH でサーバーを起動することがよくあります。サーバーが「command not found」で失敗する場合は、設定内の npx や uvx を、which npx や which uvx で得た絶対パスに置き換えてください。

ステップ 4:キーと一緒にクライアントへ追加する

以下は、よく使われる 4 つのクライアントでの同じパターンです。トークンをヘッダーに入れたリモートサーバーと、API キーを env に入れたローカルサーバーです。

Claude Code

# Remote server, token in a header
claude mcp add --transport http github https://api.githubcopilot.com/mcp/ \
  --header "Authorization: Bearer YOUR_GITHUB_PAT"

# Local server, key in the environment
claude mcp add --transport stdio --env AIRTABLE_API_KEY=YOUR_KEY airtable \
  -- npx -y airtable-mcp-server

Claude Code 自体のフラグは -- の前に、サーバーの起動コマンドはその後に書きます。OAuth を使うサーバーは、ヘッダーなしで URL を追加し、/mcp からサインインします。スコープ、.mcp.json による共有、$ による変数展開については Claude Code MCP ガイドで解説しています。

Cursor

プロジェクトの .cursor/mcp.json を編集するか、全体に適用するなら ~/.cursor/mcp.json を編集します。Cursor は ${env:NAME} を展開するので、キーをファイルに書かずに済みます。

{
  "mcpServers": {
    "airtable": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "airtable-mcp-server"],
      "env": { "AIRTABLE_API_KEY": "${env:AIRTABLE_API_KEY}" }
    },
    "remote-example": {
      "url": "https://mcp.example.com/mcp",
      "headers": { "Authorization": "Bearer ${env:EXAMPLE_TOKEN}" }
    }
  }
}

詳しくは Cursor MCP 設定ガイドをご覧ください。

VS Code

.vscode/mcp.json では servers キーを使い、各エントリに type が必要です。password: true を指定した inputs エントリは、サーバーの初回起動時にキーの入力を求め、入力内容を隠します。

{
  "inputs": [
    {
      "type": "promptString",
      "id": "airtable-key",
      "description": "Airtable API key",
      "password": true
    }
  ],
  "servers": {
    "airtable": {
      "type": "stdio",
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "airtable-mcp-server"],
      "env": { "AIRTABLE_API_KEY": "${input:airtable-key}" }
    }
  }
}

リモートサーバーの場合は、"type": "http" と url を指定します。VS Code はまず Streamable HTTP を試し、使えなければ SSE にフォールバックします。VS Code MCP ガイドを参照してください。

Claude Desktop、ChatGPT ほか

Claude Desktop は claude_desktop_config.json(macOS では ~/Library/Application Support/Claude/ にあります)を読み込みます。形式は Cursor と同じ mcpServers です。編集後はアプリを完全に終了してから開き直してください。ChatGPT はリモートサーバーのみ対応しています。手順ガイド:Claude Desktop、ChatGPT、Codex、Ollama。その他のアプリは MCP クライアントを参照してください。

ステップ 5:動作を確認する

  1. クライアントで状態を確認する。 Claude Code ではシェルで claude mcp list を実行するか、セッション内で /mcp を入力します。VS Code では MCP: List Servers を実行します。Cursor では MCP 設定を開き、緑のドットとツール数を確認します。
  2. サーバーが必要になる質問をする。 たとえば「リポジトリ X で未解決の GitHub issue を一覧にして」と頼みます。クライアントに確認されたら、ツール呼び出しを承認します。
  3. それでも失敗する場合は、クライアントの外でテストする。 ローカルサーバーなら、ターミナルで起動コマンドを実行します。起動して何も出力せずに待機するのが正常です。すぐにクラッシュすれば、本当のエラーが表示されます。どのサーバーでも、MCP Inspector で直接接続できます。
npx @modelcontextprotocol/inspector --cli npx -y airtable-mcp-server --method tools/list

トラブルシューティング

症状考えられる原因対処法
「command not found」/ ENOENTランタイムがクライアントの PATH にないNode/uv をインストールするか、絶対パスを使う
サーバーは表示されるがツールが 0 個API キーがない、または間違っているREADME と照らして env の変数名を確認する
リモート URL で 401 Unauthorizedトークンがない、期限切れ、またはスコープ不足OAuth サインインをやり直すか、トークンを再発行する
接続直後に切断されるローカルサーバーが stdout に出力しているサーバーを更新するか、メンテナーに報告する
設定を変えても反映されないクライアントが古い設定のままウィンドウを再読み込みするか、アプリを完全に再起動する
/sse で終わる古い URLレガシーなトランスポートサーバーに /mcp エンドポイントがあればそちらを使う(理由)

設定を整理しておく

サーバーが増えてきても管理しやすくするための習慣です。

  • 使うものだけを読み込む。 接続したサーバーはすべて、ツール定義をモデルのコンテキストに追加します。今のプロジェクトで不要なサーバーは無効にしましょう。理由は MCP ツールディスカバリーで説明しています。
  • 適切なスコープを選ぶ。 個人用のツールはユーザーレベルの設定に入れます。チームで必要なサーバーはコミットするプロジェクトファイルに入れ、シークレットはファイルに書かず環境変数から読み込みます。
  • ときどき見直す。 使わなくなったサーバーは削除し、トークンをローテーションし、固定したバージョンは放置せず意図的に更新します。

次のステップ

MCP サーバーディレクトリから次のサーバーを選びましょう。どこから始めればよいか迷ったら、おすすめの MCP サーバーで最初に入れる価値のあるものを紹介しています。たとえばブラウザ自動化の Playwright や、最新のライブラリドキュメントを提供する Context7 です。

よくある質問

MCP サーバーはどうやって設定しますか?

MCP.so などのディレクトリでサーバーを探し、提供元が信頼できるかを確認したうえで、AI クライアントに追加します。リモートサーバーなら URL、ローカルサーバーなら npx や uvx などの起動コマンドです。API キーを環境変数か OAuth で渡し、クライアントを再起動してツールが表示されることを確認します。

MCP サーバーの設定ファイルはどこに置きますか?

クライアントによって異なります。Cursor はプロジェクトの .cursor/mcp.json または全体用の ~/.cursor/mcp.json、VS Code は .vscode/mcp.json、Claude Desktop は claude_desktop_config.json を使い、Claude Code は claude mcp add コマンドか共有の .mcp.json ファイルでサーバーを保存します。

MCP サーバーを使うには何かインストールが必要ですか?

リモートサーバーはインストール不要で、URL と通常は OAuth のサインインだけで使えます。ローカルサーバーには起動コマンドが使うランタイムが必要で、npx なら Node.js、uvx なら uv、コンテナ型のサーバーなら Docker が必要です。

MCP サーバーにツールが表示されないのはなぜですか?

よくある原因は、API キーがないか間違っている、ランタイムがクライアントの PATH にない、クライアントが古い設定のまま動いている、のいずれかです。ターミナルで起動コマンドを実行するか MCP Inspector で接続して本当のエラーを確認し、クライアントを再読み込みしてください。